◆波形鋼板ウェブの接合・・・重ね合せスミ肉溶接継手
一or二面摩擦高力ボルト継手もあるが、この写真の接合部はスミ肉溶接するとのことなので重ね合せスミ肉溶接継手のようです。 写真のボルトは高力ボルトではない。
◆上下フランジの板厚および幅
一般的に板厚はt=16mm、幅320㎜が一般的だが、この現場では架設工法の違いにより標準より厚くかつ幅を広くしていた。
本現場ではコンクリート床板と波形鋼板ウェブの接合はアングルジベルでした。スタッドジベル接合の場合、板厚や幅はもう少し小さいようです。

◆隔壁部・・・以前、FEM解析で隔壁部の検討をした際、隔壁をウェブに接続しなかった場合、隔壁部に大きな引張応力が発生したことがあったが接続しないことの方が多いのかな? 施工は接続しない方がやり易そうですが。
