25.ASTEA MACSで数秒の温度解析をする方法

【ASTEAでの最小時間刻み】

ASTEA MACSの最小時間刻み0.05時間※⇒約3分

※開発メーカの保証

0.001でも設定は出来たがリスト結果が抜けているなど信頼できない。

【ASTEAで数秒など最小時間刻みを細かくしたい場合】

ASTEAの時間単位1日を0.5日、0.1日として解析する.

⇒時間が関係する物性値の数値を調整する【関係する物性値】例えば1日を0.1日とする場合

温度解析

・温度上昇特性・・回帰式温度補正で調整、パラメータ(2)を0.1倍

・熱伝導率・・・・W/m℃   値を0.1倍する

・熱伝達率・・・・W/m2℃  値を0.1倍する

・比熱・・・・・・kJ/kg℃   変更なしでOK


応力解析

・圧縮強度・・・・表入力  有効材齢で時間軸を10倍する

・自己収縮・・・・表入力  有効材齢で時間軸を10倍する 

↑1日での強度、自己収縮ひずみが10日で生じるようにする.

クリープにつても注意!JSCE2007年基準などで日数を設定するなどする必要あり.

【J(ジュール)とW(ワット)単位換算】

J=W・s         J(ジュール)=W(ワット)× s(秒)     比熱

W=J/s         W(ワット)=J(ジュール)÷ s(秒)  熱伝導率

3600J=Wh       3600×J(ジュール)=Wh(ワットジ)

J=2.78×10^(-4)Wh    J(ジュール)=0.000278Wh(ワットジ)

kJ=0.278Wh                  kJ(キロジュール)=0.278Wh(ワットジ)

ASTEA MACSの入力画面はこちら

目次