29.回転変位の変位量(FEMLEEGについて)

FEMLEEGでの回転変位の変位量について、度、rad、tanθのどの単位で入力すれば良いか検証してみた。

 微小変形理論である線形FEM解析では〇mradなど本来、微小な回転変位であるが、分かり易いよう大きな回転変位を与えてみた。

【与えた回転角度】  

  度数 45 度     

 =弧度 0.7854 rad

 =tanθ 1     微小な角度であればtanθ=θrad

————————————————【検証結果】———————————————————————

————————————————【 まとめ 】—————————————————————

 45度回転させたい場合、変位は1000mmとなるはず。

 結果はtanθ=1を入力した場合が正

 45,  0.7854の変位量もtanθ=45 , 0.7854と考えると正しい。

したがって、変位量はtanθを入力すればOK

 本来、角度が小さいのでtanθ=θ(ラジアン)であるのでradで入力OK。

※変位量が明らかにおかしい数値となっているが、微小変形理論である線形解析で大きな回転変位を与えているためである。

(微小変形理論なので回転しての水平変位は考慮されない)

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