7.よく勘違いされる温度応力ひび割れ対策

対策効果・注意点
リフト割外部拘束の卓越する壁状構造物などリフト高さを低くすると外部拘束を助長する.
リフト高さは高い方がひび割れが生じにくくなる.
膨張材 解析上は内部拘束を助長する傾向となる.
(実際の現場でも悪くなるかは明確でない)
拘束度の高い部位でないと効果は小さい.
保温養生外部拘束が卓越するような部位は、内部の最高温度も上昇しひび割れを助長する.
基本的に表面など内部拘束に対して有効.
高性能AE減水剤単位セメント量10kg/m3に対して1℃程度の温度増減効果しかなく、 温度応力ひび割れに対する効果は小さい.
乾燥収縮等に対しては有効である.





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