7.桁落ちと情報落ち

【桁落ち】
 数値が近い同符号の場合は減算、数値が近い異符号の場合は加算を行った結果、有効数字が減少することを桁落ちという。
 0.1234×10^6-0.1233×10^6=0.1000×10^3 
 上記の計算では有効桁数が4桁から1桁に減少。0.1000の000は意味のない数値

【情報落ち】
 絶対値の差が大きい2数の加減算の結果、絶対値の小さい数値が無視されてしまう現象を情報落ちという。
 1.000000×10^6+1.000000=1.000001×10^6
 が正しい結果であるが有効桁数が6桁以下の場合、1.00000となり1.000000が無視される。  

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