28.養生日数

通常のコンクリート工事におけるコンクリートの標準的な湿潤養生期間を以下に示す.

表 湿潤養生期間の標準

日平均気温普通セメント混合セメント早強セメント
15℃以上5 日7 日3 日
10℃以上7 日9 日4 日
5℃以上9 日12 日5 日

参考)コン示2017【施工編】p125

➢寒中コンクリート

表 所要の圧縮強度を得る温度制御養生期間の目安(断面の大きさが普通の場合)

 5℃以上の温度制御養生を行った
 後の次の春までに想定される
 凍結融解の頻度
養生温度セメントの種類
普通セメント混合セメント早強セメント
(1)しばしば凍結融解を受ける場合5℃5 日9 日12 日
10℃4 日7 日9 日
(2)まれに凍結融解を受ける場合5℃3 日4 日5 日
10℃2 日3 日4 日

※W/Cが55%の場合の標準的な湿潤養生.W/Cが異なる場合は適宜増減する.

参考)コン示2017【施工編】p167

➢膨張コンクリート

膨張材をした場合は,打ち込み後少なくとも5日間,湿潤養生に保つ.  

参考)コン示2017【施工編】p260

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