6.重み付き残差法

残差(近似解と正解の差)に重み関数をかけて、それを最小とするように近似解を求める方法。
微分方程式を近似的に解くための数学的手法の一つです。

🔹 重み付き残差法の原理

この残差 R(x) を 完全に0にできない代わりに、
「重み関数 w(x) をかけて全体として残差を平均的にゼロにする」

        ∫Ωw(x) R(x) dx=0

これが 重み付き残差法 の基本条件です。

つまり、残差をそのままではなく、重みをつけて“全体として釣り合う”ように近似解を決める方法
です。

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