【検討内容】
ハイピアなど十数リフトにもなるリフト数のモデルの場合、2D解析(CP法)でも3D解析と同じような結果が得られるか検証してみた。
CP法は基本仮定である平面保持の仮定により基づいており、リフト数が十数リフトにもなると正しく解析結果が得られるのか確認してみた。
【検討条件の主な違い】
| 項目 | 2D解析(CP法) | 3D解析 |
|---|---|---|
| 適用基準 | JSCE2007 | JSCE2022 |
| 自己収縮 | 無視 | 考慮 |
| 強度 | 設計基準強度で決まる | W/Cで決まる |
【検証結果】
・CP法だと数リフト後の後続リフトの影響をずっと受ける傾向がある。
・CP法だと各リフト全体の結果が悪くなる傾向で、3D解析だと打継面である境界部近傍の結果が悪くなる。
・CP法だと十数リフトにもなると拘束度係数などかなり小さいが、結果はかなり悪い傾向にある。
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