備忘録

【補修・補強関連】

    11.耐候性鋼材

    ◆Cu,Cr,Ni等の合金元素を有し保護性の錆を表面に形成させることで、錆が内部に進行するのを防ぐ。塗装の塗り直しなどのメンテナンスが不要で、経済性に優れた鋼材。 1980年第以降、鋼橋に採用されることが多くなった。近年では重量ベースで鋼橋全体の1/4を占めている。

    【注意事項】
    ・湿潤な状態が続く箇所や塩分の供給がある箇所などでは有害な錆が発生し劣化する。
    ・安定錆が生成するまでが重要。適度な乾湿の繰り返しによって緻密な錆を生成。

    【適用にあたって】
    ・飛来塩分量が0.05mdd(mdd:mg/100cm2/day)以下の地域では無塗装でOK
    ・飛来塩分量の測定を省略して良い地域

    地域区分 飛来塩分の測定を省略して良い地域
    日本海沿岸部 I 海岸線から20㎞を超える地域
    海岸線から5㎞を超える地域
    太平洋沿岸部 海岸線から2㎞を超える地域
    瀬戸内海沿岸部 海岸線から1㎞を超える地域
    沖縄 なし
    無塗装耐候性橋梁の設計・施工要領(改定案)より

    ◆本来、裸のままでの使用が推奨されているが、供用初期の錆汁を防止する目的で、 保護性の錆生成を促進する表面処理などを行なったりしている。

    【耐候性鋼材を使用した橋梁】
    耐候性鋼材 耐候性鋼材












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