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【調査診断】

    10.配力筋、スターラップ、帯鉄筋、中間帯鉄筋、横拘束筋

    【配力鉄筋】
     均等に応力を伝達させる目的で、主鉄筋に直角に配置される鉄筋。

    【せん断補強筋】
     せん断に抵抗するように配置される鉄筋。

    【スターラップ】
     梁、桁など主筋を取り囲むように配置し、せん断に抵抗する。
     あばら筋、腹鉄筋とも言われる。梁部材は上下フランジ、ウェブ(腹材)からなることも多く ウェブ(腹材)に入れる鉄筋から腹鉄筋とも呼ばれる。

    【帯鉄筋】
     柱部材のせん断補強筋。軸方向鉄筋を所定の間隔ごとに取り囲んで配置される横方向鉄筋。
     単にせん断補強という以外に、軸方向鉄筋の座屈防止、拘束効果によるじん性(ねばり)の向上が図れる。

    【中間帯鉄筋】
     原則として1m以内に配置され、帯鉄筋にフックをかけ断面内を横切るように配置する鉄筋。
     矩形断面の場合、帯鉄筋が面外にはらみだすのを抑制する横拘束筋としての機能を持っている。
    しかし、主鉄筋にかけた場合は十分な機能を発揮しないため注意が必要!
     円形断面の場合、帯鉄筋による拘束効果が高まるため、中間帯鉄筋は主にせん断補強筋として機能する。
     そのため、中間帯鉄筋のフックは主鉄筋にかけるのが一般的。
     昔は中間帯鉄筋のフックは主鉄筋にかけられていたため、横拘束効果が見込めなかった。 昔の既設構造物の耐震設計を行う際は、横拘束効果が見込めなかったりするので注意が必要!

    【横拘束筋】
     帯鉄筋や中間帯鉄筋などコアコンクリートを拘束する鉄筋。役割は帯鉄筋と同じ。

    ※主筋と配力筋について◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
    床版などでは主筋が橋軸直角方向、配力筋が橋軸方向。
    床版では桁が支点となるため。また床版の場合は主筋が表面側となり、配力筋が内側となる。
    なお、貯水槽などの建築物の壁や底版で主筋(鉄筋径が大きい)が外側に配置されたりしている。そうした場合はボックスカルバートの配筋をイメージすれば分かり易い。 ボックスカルバートなど外側をぐるりと囲むように配置し、それらが主筋。

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