FEM解析
線形FEM解析
各種構造物(主に土木構造物)の応力解析等を行っております。 PC定着部の検討、床版検討、定着突起、曲線橋に対する検討、ひび割れ原因究明に対する検討など、様々なデータを分析することが可能となっており、応力、変位、断面力、ベクトル図、変形図などが出力可能です。
温度応力解析
上部工、下部工、タンク、砂防ダムなど各種構造物の施工時に発生する温度応力ひび割れに対する検討を行います。 温度応力解析によりひび割れ指数を求め、有害なひび割れの発生確率や補強量を求めます。
また、有害なひび割れが生じないよう、打設割り、養生、誘発目地、膨張材、クーリング等の対策案を検討いたします。
3D模型
3Dプリンターによる構造物模型
CIMの導入により3次元CADなどが使用されつつある昨今、3Dプリンターによる3D模型の製作いたします。
出力寸法は200㎜×150㎜×150㎜程度までとなり、この寸法以上の場合は分割して作成したのちに接着します。
調査診断
目視調査
目視調査をおこない、ひび割れ状況、鉄筋露出などの損傷状況を把握します。 また、これらの調査結果をもとに損傷図の作成、劣化原因の推定を行います。
目視調査のみでは判断が難しいことも多く、 そうした場合は、各種試験などの提案をさせて頂きます。
鉄筋探査
コンクリート中の鉄筋位置を鉄筋探査機により調査いたします。配筋位置やかぶりなどが求められます。
耐震補強や調査などのコア削孔時の配筋確認、新設構造物の品質管理としてのかぶり調査などで行われます。
各種試験
強度試験(コア、シュミットハンマーなど)、塩分量試験、中性化試験、アルカリ骨材反応試験などにより、コンクリートの 劣化原因の把握をおこない、必要に応じて劣化予測を行います。
補修・補強設計
補修
調査結果をもとにコンクリートの劣化状況を判断し、必要に応じて適切な補修設計の提案を行います。
補修工法には、ひび割れ補修、断面修復工法、表面被覆工法、電気化学的補修工法などがあります。
【補修の定義】劣化した部材あるいは構造物の今後の劣化進行を抑制し、耐久性の回復・向上と第三者 影響度の除去または低減を目的とした対策。※写真提供:福美建設(株)
補強
調査結果、FEM解析結果をもとに構造物の安全性評価を行い、必要に応じて適切な補強設計の提案を行います。
補強工法には鋼板接着工法、コンクリート巻立て工法、鋼板接着工法、FRP接着工法、外ケーブル工法などがあります。
【補強の定義】部材あるいは構造物の耐荷性や剛性などの力学的な性能低下を回復または向上させることを目的とした対策。
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